ギャンブル依存症を克服しました

僕はパチスロの依存症でした。生涯負け額はおよそ500万円ほどかと思います(どんぶり勘定)

スマホの家計簿アプリを確認すると最後にパチスロを打ったのが2021年の4月11日でした。

丸4年以上は経っているのでパチスロ依存症を克服したと言えるでしょう

今回は僕がどのように依存症を克服できたかをお伝えしていきます。


正直他の方には再現性はないかもしれません。ただもしこのブログを読んでいただいた方の中にギャンブルなどの依存症に苦しめられているという方もいらっしゃるかもしれませんので少しでも参考になればと思い筆を取らせていただきました。

まず初めに僕がどのようにパチスロにハマっていったかをお伝えします。

10代の頃フリーターとしてフラフラしていましたがパチンコ屋でアルバイトをすることになりました。

理由は単純に時給が高かったからです。

パチンコ屋で働いていると調子良く玉やメダルを出しているお客様が目に入ります。

それに同僚もパチンコ、パチスロを打っているという人も多いですし打たないとわからないことも多いですので自然とパチンコを打つようになりました。

よくビギナーズラックで最初に低投資で勝ってしまいそこからハマるみたいなパターンが多いと思いますが僕はそうではありませんでした。

初めて打ったパチンコは今でも覚えていますが海物語でした。

一回だけ通常図柄(すみません用語がわからない方は近くのパチンコ好きの方に聞いてくださいw)が当たっただけでなんと6万円も負けました。初日にこんな痛い目に遭ったのに僕は熱くなってしまいそこからパチンコにのめり込んでいきました

パチンコ屋のシフトは早番と遅番に分かれていて僕はほとんど遅番でした。

たしか15時から遅番だったので毎日パチンコ屋での仕事の前に他のパチンコ屋でパチンコを打つというのが日課になっていました。

最初は主にパチンコを打っていましたが徐々にパチスロも覚えていきました。

出勤時間ギリギリまで打っていたことも多く、とある台の天井付近(意味がわからない方は以下略)まで連れて行かれて天井間際で隣の方に台を譲ったこともあります。

その話を同僚にしたら「俺なら遅刻してでも打つねー」って言ってましたw

僕って結構マジメ…笑

そんなこんなで朝10時からパチスロ→15時から24時まで仕事→同僚と4時くらいまでダベる

みたいなクソ人間ムーブをしておりました

その後パチスロにどっぷりとハマってしまい仕事を辞めてパチスロだけを打っていた時期もあります

当時はニュー島唄(お近くのパチスロ好きに以下略)の通常狙いで一時期勝ち越していたこともありますが

どんどん負けが嵩んでいきました。そうやってすっかりパチスロ依存症となりそのあと会社勤めに戻ったあとも給料のほとんどをパチスロに注ぎ込むという生活を送るようになりました

運良く大きな借金には手を染めませんでした(クレジットカードのキャッシング機能で翌月の給料で払える分を借りたことは何回かあるw)

とても多くのお金と時間を失いました。またパチスロの打ち過ぎで右肩が慢性痛になっています。

打たなくなった今はかなり症状が和らいでいますがいまだに右肩に違和感があります。

健康も損ねたということになりますね

その他付き合っていた彼女とのデートをすっぽかしてパチスロ

仕事をサボってパチスロ

ちょっとイヤなことがあると現実逃避でパチスロ

とクズ人間一直線でしたね、今思い返すと…いかんブログ書いてて凹んできた泣

なんらかの依存症になった方には理解いただけるかと思うのですが、周りに止めろと言われると余計にやりたくなるんですよね〜

しかも僕自身はやめたいとも思っていたのですが全く自分の意志力とかが機能しない。

パチスロやめたい自分と打ってしまう自分が分裂するんです。

仕事帰りに車を運転して帰路に着く途中に交差点で赤信号で止まります。

その交差点はまっすぐ行けば自宅、左折するとパチ屋です。

僕はまっすぐ帰ろうとしていたのですが気がついたら左ウインカーを出していたなんてこともありました。恐るべし依存症…

さて今は運がいいことにパチスロを辞めることが出来たわけですが自分なりにその要因を振り返ってみました。

①家計簿アプリに負け額を入力していた

ダイエットにもレコーディングダイエットといって毎日自分の体重を記録すると痩せやすくなるというものがありますがそれと似たようなものだと思います。

2018年頃から家計簿アプリを使っていて何かの支出があった時はすぐ入力するように習慣がついていました。今思い返すとこれはいい習慣であったと思います。

スマホのアプリなので紙の家計簿とペンを持ち歩く必要もなく、いつもポケットに入っているスマホを取り出しすぐにアプリを起動できることが大きかったと思います。

ちなみにパチスロの負け額は家計簿に打っていませんでしたw

生活の支出と自分が認めていなかったのでしょう。でもパチスロを辞めた2021年の時は何故か入力していました!入力した時期とパチスロを辞めた時期がしっかり一致しているのでこれは効果アリと言えるでしょう!家計簿アプリは節約も効果があると言われていますのでオススメです!

僕はずっとらくな家計簿というアプリを使っています。無料のままでも使えますし広告が出てくるのが煩わしいのであれば課金すれば広告を消せるようです。僕は課金していません。

他にはマネーフォワードが良さげですね。節約系投資系のユーチューバーさん達が使っている率が高いです。

②出球規制

当時パチスロは5号機から6号機に移行していた時期です。

簡単にお伝えすると、当たっても上限があってせっかくコインが出るモードに入っても上限に達すると一旦終了してしまうという規制が6号機では付きました。

僕はギャンブル性の高い機種が好きで5号機はハーデスや凱旋などを主に打っていました。

なかなか当たらないけど一旦出る流れを掴むと一気に…という感じです。

それが6号機になるとせっかく狭き門を突破しても2400枚で一旦仕切り直し….

これはかなり興醒めしました

6号機になってパチスロ辞めたという方もかなり多いと思います。

最近の機種は規制が緩和されてまたかなりギャンブル性が高くなってきていると思いますが、

僕は規制がキツかった時期に運良く辞めることができました。

③コロナ禍

当時はコロナの真っ只中でパチンコ屋はやたらと槍玉に挙げられていた記憶があります。

まあ台に向かって人が座っているので飲食店などより感染リスクは低いかと思いましたがw

事実はどうあれ外出するな!パチンコ打つな!とパチンコ屋への風当たりが強かったこともパチンコ屋に通うことを遠ざけたのかと思います。

振り返ってみるとやっぱりかなり運が良かったなあと思っていますw

ですがパチスロを打たなくなってしばらくは禁断症状のようにパチスロを打っている夢をみたり、知人や同僚がパチスロを打って勝った話とかを聞いてちょっとパチ屋に行きそうになったこともありますw

今はパチスロのYouTubeを見てもなんとも思わないです。最近は6号機の吉宗の動画を見て

「うわーすぐ天井いくやん!勝てねえー!」と自分のかわりに打ってくれている演者さんに感謝しているくらいです

パチスロを打っている時は90パーセント以上はイライラしています。楽しいのは上乗せ特化ゾーンに入ってまとまったゲーム数を乗せれたときだけ。

連チャン終わってイライラ

隣のヤツが当たるとイライラ

隣のヤツが連続でタバコ吸ってイライラ(最近パチ屋は禁煙になりましたが)

人はストレスを感じるとお金を遣いやすくなるらしいのでそれもお店の策略のうちかも知れません

パチスロ辞めた今はそういったストレスから解放されたので辞めることができて本当に良かったです!!

今僕がもしまたパチスロを打つのであればこういったブログとかYouTubeで発信活動をすると思います。ただパチ屋に行って打っているだけだと、勝っても負けても何も生み出しません。

不毛な時間とお金を消費するだけだと思います。

発信活動をすればお店のPRになったり負けても視聴者さんが楽しめたりと何かしらがありますので。

ベトナムで日本の何十倍のレートもあるパチスロを打っているリアルカイジみたいな方々もいらっしゃるw

今回はギャンブル依存症について書かせていただきました。

ギャンブルに限らず依存症は恐ろしいです。自分の意志が全く機能しない。大切な誰かを失っても止められない。自己嫌悪と絶望感に苛まれる日々…

対策としては身も蓋もないですがとにかく最初からやらないこと!

それをやってる場所や人に近づかないこと!

勧めてくるような人がいたら容赦無く縁を切ること!

一度ハマるとほんっとうに抜け出すのが大変ですから!

あなたが何かに依存してしまうのはそれに依存してくれたら都合のいい輩が少なからず存在するからです。

あなたの時間はあなたのものです!

依存して大切な時間が奪われてしまうのであれば全力で逃げましょう!

ここまでお読みいただきありがとうございます!

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